ゆきこ(@yuco55_)と申します。
育休中のママさん、こんな風に思っていませんか。
「育休明けに戻るポジションが無い・・・。」
「今の会社だと通勤時間が長くてきつい・・・。」
「子どもがいるけど違う仕事にチャレンジしたい!」
この記事では、実際に転職活動をした私の経験談と注意点をまとめました。育休中の転職を考えている方はもちろん、「復帰後にいずれ転職を!」と考えている方の参考になれば幸いです。
もくじ
育児休業(育休)とは
まず、育児休業とは、育児・介護休業法という法律に基づいて定められいる子供を養育する労働者が取得できる休業のことです。
育児休業は法律で定められており、条件を満たしていれば申し出により取得することが可能です。
また、子供を世話する家族と同居している場合や、子供が養子の場合であっても育児休業を取得することは可能です。
育児休業給付金について
育児休業中には、一定の条件を満たすと「育児休業給付金」がもらえます。
・支給条件として、育児休業終了後の職場復帰を前提としている
・会社勤めの方は雇用保険から、公務員など国家公務員の場合は共済から支払われる
・育児休業給付金は給与の67%、育休取得後半年以降は50%
育児休業(育休)中の転職は可能?
上記のポイントを踏まえ、育休中の転職が可能か不可能かで聞かれれば可能です。
育休が終了した後、復帰せず仕事を辞める人もいますし、夫の転勤や待機児童問題で子供の預け先がなく退職せざるおえない人も一定数います。
なので必ずしも育休前に勤めていた会社に復帰しなくても問題ありません。(ハローワークにも問い合わせたところ、問題は無いと回答いただきました。)
また、育休中に支給されていた育休手当は返済する必要はありませんのでご安心下さい。
ただし、育休中に転職をすると不利になる点もあります。(後述の【育休中の転職によるデメリット】を参照)
転職活動を行う上での注意点
履歴書・職務経歴書には隠さず書く
第一に、履歴書・職務経歴書には下記のように育児休業中であることを明記しました。
「平成〇〇年〇月より育児休業取得、平成〇〇年〇月〇年終了予定」
必ず書かなければいけないという規則はありませんが、雇用保険の状況など調べればすぐにわかります。後々ばれるほうが心象悪くなるので正直に書くことをお勧めします。
転職エージェントを利用
育休中で家の中にいるとはいえ、離乳食が始まったばかりの子供を見ながら自分一人で情報収集をすべて行うのは時間も無く困難と感じたため、私は転職エージェントを利用しました。
とある有名サイト(CMとかもよく流れている会社)に登録をした後、2日後にエージェントから電話がありました。
電話で、まず第一に現在育休中ということを伝えましたが、エージェントの反応は「よくありますよ~」程度で拍子抜けしました。
数日後、Web等で調べながら履歴書・職務経歴書を作成し、エージェントに送付しました。
事前にエージェントに事情を伝えたので、エージェントは仕事と子育ての両立に理解ある企業を中心に情報を探してくれました。
(理解無いところに応募したところで時間の無駄ですしね・・・)
面接対策
普通の転職と同じように志望動機や今までの職務内容について一通り話した後、どこの企業でも必ず聞かれたのが下記の質問でした。
それに対して私が回答した内容も載せます。
出来ない場合は出来ないと正直に。
嘘をつくと入社後、自分が苦しむことになります。
周囲に迷惑が掛からないよう、タスクの見える化をしチームワークを大切にし、報連相を欠かさないよう徹底します。
どの企業も、仕事と子育ての両立が出来る環境が整っているか、突発対応に備えて仕事が出来るかを気にされていました。
ここで言葉に詰まってしまうと、何も計画性が無いんだろうなと悪印象を持たれてしまうので、自分なりの答えを事前に考えておきましょう。
選考通過率
私の場合、15社に書類を応募しました。
そのうち、書類選考は7社通過しました。(大企業2社、中小企業5社)
次に、一次面接は7社中7社通過。
最終面接は7社中7社内定を頂くことが出来ました。
書類が通過すれば比較的勝機はあるのかなという印象です。
育休中の転職によるデメリット
実際に転職活動をし、転職をした私が感じたことを書きます。
転職後は有休が少ない
小さい子供はよく熱が出たり体調を崩して急な欠席や、遅刻・早退をしなければならない状態になることが多いです。
両親や義両親、夫などサポートしてくれる人がいれば良いですが、両実家が遠方だったり夫が滅多に休めない我が家は必然的に私が対応することになり調整に苦労しました。
地域のファミリーサポートや病児保育を事前に調べて登録しておくと良いです。
事情を知らない人たちと信頼を1から築く必要がある
前述したとおり、急な休みや、早退が頻繁に発生します。
産前に勤めていた職場に復帰するのであれば、今までの信頼関係も築けていますし事情を考慮してくれます。
しかし、転職先では新しい仕事かつ新しい人間関係という慣れない環境で、信頼を1から築きながら働く必要があります。
厳しい言葉をかけてくる人もいるので覚悟が必要です。
次の子供を考えている場合は注意
次の子供を出産する場合、1年以上働いてからではないと育休が取得出来ない会社もあります。会社規則によるので確認が必要です。
産前産後休暇は国に定められているので誰でも取得できますが、育休は会社規定次第です。(一般的には入社後1年必要なところが多い)
まとめ
冒頭でもお話したように、育休中の転職活動については賛否両論あります。そしてデメリットもあります。
しかし、誰に何と言われようと自分の人生です。
私は転職して新しいキャリア、人間関係が築けでデメリットよりもメリットの方が大きかったです。
この文章を読んでいる皆さんは悩んでいる最中の方も多いと思いますが、後悔が残らない納得のいく選択が出来るよう応援しています!!
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